GLMX342L

ホワイトとブラックの落ち着いた色調です。緩やかなラウンドフォルムが上品は印象を与えます。一見すると家庭用のインクジェットプリンターのようなラミネーターです。
操作パネルは上面の右奥にあり、液晶ディスプレイの右側にボタンが並んでいます。各種の設定や、現在の状態表示などはこのディスプレイを使って行われます。

投入は背面から行い、前面から排出されます。この方式も家庭用のインクジェットプリンターに似ています。
後面から排出されるラミネーターの場合、後方に大きなスペースを確保しておく必要がありますが、このラミネーターは前面から排出されるため、省スペースで設置が可能です。
ただし、排出されたフィルムが垂れ下がるような状況では、フィルムを支えておかないと、曲がりクセがついてしまう可能性があります。

後方の挿入口には同梱のサポートトレーを取り付けます。 サイズに合わせてガイドを調整でき、まっすぐ投入する際のサポートになります。

加工後は前方から排出されます。
加工直後は、まだフィルムが熱く、持ち上げたり、無理に引っ張ったりすると、変形や曲がりクセが付いてしまうことがあります。完全に排出されるまで、待つ必要があります。

液晶ディスプレイでラミネートの状態表示や厚さなどの設定を行います。
ディスプレイの右側にボタンがあり、上から電源、設定、決定、逆転の順です。
温度設定はT1～T5の5段階で可能です。フィルム厚と加工物を記載した「温度設定目安表」を見ながら、T1～T5のいずれかを選択します。選択すると最適温度に設定されます。
万が一のフィルム詰まりや、投入に失敗した場合は、逆転ボタンを押し続けると、ローラーが逆回転し、フィルムを後方から排出しようとします。

真上から見た画像です。投入トレーにはフィルムガイドがあり、まっすぐ投入する際のサポートとなります。意外とまっすぐフィルムを投入するのは難しいので、親切な設計です。